1UP情報局

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【前編】総額5億円の設備が揃う「DMM.make AKIBA」に潜入取材! リアル“未来ガジェット研究所”に驚愕

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総額5億円の最新鋭機材を導入し、ハードウェア・スタートアップを対象とした開発・検証施設「DMM.make AKIBA」が、11月11日(火)にオープンした。“モノづくりの大拠点”として話題を呼んでいる本施設に、1UP情報局はひっそりと潜入を試みた! 果たして館内には何があるのか。写真とともにレポートしていく。

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富士ソフトビルの3フロアに潜入せよ!

「DMM.make AKIBA」があるのは、ヨドバシAkiba方面にある富士ソフトビル。10階、11階、12階の3フロアが使用されており、10階は電子工作や量産向け試作品の開発・検証までが行える「DMM.make AKIBA Studio」。11階は高性能3Dプリンターを設置し、法人向けのコンサルティングサービスを提供する「DMM.make AKIBA Hub」。12階はシェアオフィスやイベントスペースなどビジネスの拠点として利用できる「DMM.make AKIBA Base」となっている。

さてさて、前情報はこのような感じだが、百聞は一見にしかず! さっそく現地に行ってみることにした。

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▲富士ソフトビル。
 

10階「DMM.make AKIBA Studio」

まずは10階、ハード開発から環境試験、量産試作などが行える「DMM.make AKIBA Studio」に潜入開始。公式HPによると、本施設は以下のように説明されている。

CNC等の各種工作機械や、チップマウンターをはじめとした部品基盤の実装が可能な設備から、量産試作の開発・検証に必要な最新の設備を導入した、他に類を見ない総合開発施設です。製品の開発はもちろん、各種認証試験や耐衝撃試験など、開発から小ロット量産までの工程をトータルで行なうことができます。操作に特定の知識が必要な設備は常駐スタッフが代行するほか、適宜開催するワークショップを受講し、ライセンスを取得すれば自分で設備を操作することもできます。

つまり……高性能の機器を利用して、作って、試してできる場所! ……とても頭が悪そうな説明で申し訳ないが、たぶん合っていると思う。利用には会員登録と初期費用30,000円、月額15,000円が必要とのこと。

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▲「DMM.make AKIBA Studio」入口。
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▲入口にある黒板。自由なイラストたち。
 

当たり前だが、ラボへの入口はカードロック式になっている。しかし、ここで諦めるわけにはいかない!

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▲ハッッッ!!(カチャ)

奇跡的に開いた。いつの間にか「アバカム(※)」を覚えていたようだ。ということで早速潜入捜査を開始する。
※:名作RPG『ドラゴンクエスト2』と『ドラゴンクエスト3』に登場する呪文。カギの掛かった扉を開くことができるという地味な呪文のくせに、やたら修得レベルは高い。

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辺りを見回すと、このフロアには造形設備(DMM.com運営)と電子機器設備(Cerevo運営)の部屋が並んでいることが分かった。現在(11月18日)は、まだ調整中の機材があり、一部開放という形になっている。とりあえず、片っ端から入っていこう。

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しかし、いきなり問題発生! このフロアのメインである「Works」施設には受付が待ち構えていた……。なにか作業をしているようだが、さすがにバレずに侵入するのは難しい。――ここはアレを使うしかないようだ。1UP編集部奥義「なんか関係者っぽい人」!

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▲「ヘイブラザー、今日もいい坊主だね! ところでちょっと通らせてよ」
「Yeah、構わないぜブラザー!」

通れた。ノリのいい人で助かったが、妙に顔芸慣れしているのは何故だろう。そんな疑問を抱きながら、下記より各ブースを紹介していく。

Works 様々な機器が設置してあるブース。基本的な工具を始め、熱衝撃・機恒温恒湿・耐圧潜水などの試験設備も完備している。1機1000万円を越えるものも多い。なお、使用にはライセンスが必要な機器もあり、適宜開催されるワークショップを受講し、条件をクリアーすれば自由に利用できるようだ。

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▲広々とした作業スペース。エンジニアでなくとも、何故か胸がときめく。
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▲やたら目立っていた「5軸マシニングセンタ」。

「マシニングセンタ」とは、工作物の取り付けを変えずに、フライス(切削加工)・穴あけ・中ぐり・ねじ立てなど種々の作業ができる数値制御工作機械。現在の主流である3軸(X,Y,Z軸)に、傾斜軸(A軸)と回転軸(C軸)を加えたことで、より難しい加工が可能になっている。簡単にいえば、難しい造形のものを作れるすげぇ加工機
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【Painting】
 塗装ブース。スプレーガンとコンプレッサが設置されている。

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Casting 真空注型機を発見。金型を使用せずに、高精度な試作品を作ることができる。

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Silk screen デジタル製版機とシルクスクリーンプリント機。Tシャツにプリント……などができる機械。

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Measurement 2.4Ghz/5Ghz技適プレ試験設備とサーモカメラ。最新鋭のオシロスコープは、エンジニアが見ると感動するほど高性能らしい。

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▲ん?
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▲映っとんのかい!

Circuit 回路CAD、オシロスコープ、実体顕微鏡などが完備。机に向かって作業できるスペース。

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Sewing 高性能ミシン(工業用、ロックミシン等)とUVプリンターを発見。UVプリンターといえば、素材に関係なく直接印刷できるスグレモノだ。

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PCBA 「Works」の次に大きい部屋。半田自動印刷機や半田リフロー炉、X線検査装置などがあるようだ。人間の手ではハンダ付け出来ないような小さなパーツを基板にマウントする装置……だと思われる。これは専門職向き。

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とりあえず、10階を制覇! 妙に長くなってしまったので、11階&12階は「後編」にて紹介。さらなる侵入を試みる……。

後編へ→/archives/17047689.html

店舗情報

DMM.make AKIBA Studio
■住所:東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル 10F/11F/12F
■公式サイト:https://akiba.dmm-make.com/

■備考:
DMM.make AKIBA Base / Hubへお越しの方
南口エレベータより4F受付ロビーを通り、11F/12Fヘ

DMM.make AKIBA Studioへお越しの方
東口側Studio入口より直接10Fヘ